定点観察・移動観察
授業の一環として、定点観察・移動観察を行った。
今回は、その観察の結果と、結果から考察できたことについて述べていく。
観察の概要
- 日時:2023年10月17日
- 場所:定点;桜木町駅の動く歩道の一点 移動;桜木町駅周辺
- 観察の焦点:ズボンの種類
- 観察時間:定点;20分間 移動;3.5分間
※履物の種類は、デニム、スラックス、スカート(ワンピース)、その他(カーゴ、チノ、ジャージなど)の4つ
定点観察の場所の写真

観察の結果
定点
観察の結果、下記のグラフが得られた。

・スラックス321人・デニム118人・スカート(ワンピース)112人・その他176人
結果の割合

移動
観察の結果、下記のグラフが得られた。

男性
・スラックス14人・デニム7人・スカート(ワンピース)0人・その他17人
結果の割合

女性
・スラックス10人・デニム8人・スカート(ワンピース)16人・その他18人
結果の割合

全体の結果の割合

この結果が得られた理由
- スラックスが多かった理由
オフィス街であり、サラリーマンなど就業している人が多く見られたから。
- デニムがあまり多くなかった理由
観察した時間帯が平日のお昼過ぎだったので、デニムをよく履くイメージがある若者が多くなかったから。
結果から予想されること
- スカート(ワンピース)を着ている人の男女間の偏りがあった理由
スカート(ワンピース)は女性が着るものという風習や固定概念があるからではないか。
- 観察日の天気が雨だったら結果はどうなるのか
スカートやワンピースといったひろがりがあるものは濡れやすいため、パンツスタイルの人が多くなるのではないか。
観察の反省
・その他の人数が多くなってしまったので、項目をもう少し細分化するなど工夫が必要であった
・移動観察では種類の違いが分かりにくかったので、テーマをより分かりやすいものにすると観察の正確性が増した
・割合は、分母(母数)の差が結果に違いを与えるので、同じ値でも注意してみなければならない